【みんなそこにいる】ネタバレあらすじと感想!同級生のイジメから逃れたユ・スヨンに救世主!その正体は?まさかの展開?
【みんなそこにいる】はドラマステージ2020第8話で放送され、現在ABEMAで配信されています。
校内暴力に苦しむ女子学生被害者のユ・スヨン(ノ・ジョンウィ)が、痛々しい姿で山の中で倒れ発見される。
病院に搬送されると、相談員のカン・イリョン(クム・セロク)そして、スヨンの生き別れ双子のユ・ジョンヨン(ノ・ジョンウィ)が現れ復讐を始める物語。
ノ・ジョンウィが双子の役で一人二役で挑戦!
現代社会の学校のイジメ問題にダークでちょっぴり刺激的なストーリーとなっています。
救世主の二人はどこから現れたのか?イジメは撲滅されるのか?
正反対の性格の双子が学校で入れ替わる?!
展開の興味深い【みんなそこにいる】を早速みていきましょう!
このページでは【みんなそこにいる】のネタバレあらすじと見た私の感想・考察をまとめました。
【みんなそこにいる】のネタバレあらすじ!
イジメ被害者のユ・スヨンの元に不思議な相談員が
山奥で傷だらけの少女が倒れこみ「助けてください・・・」と言いながら意識を失う。
目覚めると病院のベッドの上で目が覚める、ユ・スヨン(ノ・ジョンウィ)。
廊下では刑事ト・ソンジュン(キム・ジュンウォン)たちが、事件性を調べている。
ト・ソンジュン刑事「母親はすでに亡くなっていて、父親は海外勤務で韓国を離れている。」
刑事補佐「以前、校内暴力の通報があったが誤認通報として処理されたと、女性青年課から報告がありました。」
病室のベッドで起きていたユ・スヨンを発見し医者を呼ぶト刑事。
目を覚ましたばかりのユ・スヨンに状況確認を始めるト刑事だったが、すぐに学校の教師が入ってくる。
起きたばかりで、保護者も来ていない、精神的ショックもある生徒に質問をするのはおかしいと責める。
すると、今度は他の学生の母親3人も入室。
夜中の2時に山に行く途中にある防犯カメラにスヨンと女子学生たちが映っていたことで、3人の容疑を疑っている刑事。
母親2「それが何よ?塾の帰りに呼んですぐ別れたと言っていたわ!」
ト刑事「夜中の2時に暗い山の中にですか?」
母親3「何があったにせよ示談にすればいいでしょ?子供のしたことなんだから・・・」
ト刑事「「これを見てただの悪ふざけだとでも?!」
と言いながらボロボロになった彼女を指す。
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学校では校長とユ・スヨンの見舞いに来た教師が様子について話をしていた。
以前の校内暴力の件が、学校の評判に影響することを懸念する校長。
教師「あれ以来彼女は口を閉ざしたままです。精神的ショックから発話障害かと・・・」
校長「何か気になることがあっても、このままでいれば穏便にことは過ぎていくでしょう。何より、学校の評判に傷がついて困るのは子供達ですからね」
教師「両親からの訴訟もなく、警察も陳述を得られない、ここのままうまくいけば・・・」
校長「最終的に隠すのは子供達のためですよ」
と、大人までもがユ・スヨンの校内暴力の問題を隠し始める。
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ト刑事「本人が希望もしていないのに、父親は韓国に戻ってきて転校させると言っているのか?」
電話で戻り用に言われたト刑事は、病院にスヨンの様子を見にきたト刑事は心配そうにユ・スヨンを見ている。
刑事が帰ったと、ユ・スヨンは病室で点滴の管を首に巻きつけ自殺を試みる。
そこに、一人の女が部屋に入ってきて
女「その管では細過ぎて死ぬことはできない。それに死ぬ気ないでしょ?」
とユ・スヨンの手を取り冷たく言葉を放つ。
警察に呼ばれた相談員のカン・イリョン(クム・セロク)と名乗る。
カン・イリョン「本当は行きたいのに死ぬふりをしている。生きて私を待ってて、また来るから。」
そう言って彼女は病室を去った。
双子のジョンヨンは正反対で超過激!?混乱する校内
退院当日に、ユ・スヨンをいじめた女子学生(イ・ユミ)が制服を持って病室へ。
硬直して動けないユ・スヨンに、”新しい制服を買った”と投げつける。
女子学生「私なら恥ずかしくて学校に行けないけど。校内暴力だと騒がないならこっちも何もしない。死ねばよかったのにね」
と最後に、耳元で囁いて病室を出る。
その一部始終を聞いていたカン・イリョンは、笑顔でスヨンを迎えに行き家へ向かう。
二人が道を歩いていると、ユ・スヨンは通りすがった人を突然追いかける。
追いかけるも途中でユ・スヨンを見失うカン・イリョン。
探していると、追いかけている女性にぶつかる。
その女性は、ユ・スヨンと瓜二つだった。
ユ・スヨン「ユ・ジョンヨン・・・キム・ジョンイが母親の名前でしょ?私、スヨンよ?」
ユ・ジョンヨン「興味ないから帰って」
そう言ってその場からいなくなるユ・ジョンヨン。
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公園のベンチに座りながら生い立ちを話し始めるユ・スヨン。
ユ・スヨン「双子なんです。母が妊娠したことを知らずに父は離婚。一人で産んで4歳の頃までは女手一つで育ててくれました。最終的には父に預けられました。母が死んだと聞いて、探し始めたけどユンジョンはこの世界から消えていました。」
別の日に、ユ・ジョンヨンを見かけたカン・イリョン。
商品を盗んだユ・ジョンヨンの後を追う。
カン・イリョンは、死ぬまで殴られた双子のスヨンを助けて欲しいと情に訴える。
ユ・ジョンヨン「甘ったれた人間は結局やられっぱなし。私はどん底でそれを知ったの。」
カン・イリョン「その甘ったれた人間に教えてあげて欲しいの。あなたにしかできないことがある」
そういうも、ユ・ジョンヨンは鼻で笑いその場を去る。
カン・イリョン「私もいじめられていた10年経ってもまだ後悔している。苦しめられたのにそれを許すのも、起きたことを反省するのも私だった。加害者の子や親に怒るのではなく、全てが自分のせいだと思った。そして、スヨンを見て世界は変わってないと思って、彼女には後悔をしてほしくないと思った。」
ユ・ジョンヨン「残念・・・全く共感できない。」
そう言ってまたその場を離れようとするユ・ジョンヨンにポケットの中身のもの、その行動が監視カメラに捕らえられていることがバレていることを暴露し”付いてきて”と強引に連れていく。
3人はユ・スヨンの家に集まる。
カン・イリョン「当分はここに住んで計画通りに進める。そして、入れ替わって生活する。」
その意見に反対して部屋を出て行ったユ・ジョンヨンだったが、グループチャットに流れてきたユ・スヨンへの暴行動画を見て部屋に急いで戻る。
ユ・ジョンヨン「学校に行けばこの笑い方の女に会えるのね?」
ユ・スヨンの転校までに、罪を償わせる計画が始まった。
そう行って次の日学校へ行くユ・ジョンヨン。
様子の変わったユ・スヨンだと思っているクラスメイトはざわつく。
ユ・スヨンに扮したユ・ジョンヨンの元にイジメの主犯の女子生徒が話しかける。
女子学生「よくその制服切られたわね?プライドってものはないの?ダサいやつ」
そして笑った女子生徒の笑い声で彼女は笑い返した。
ユ・ジョンヨン「あんたがくれたの?この笑い声もあんた?笑ってみて?」
そいって、女子生徒を掴み殴り倒し襲いながら動画を撮る。
そこに教師が駆けつけ二人は呼び出される。
山での一件を暴露され部屋から出ていく女子生徒。
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帰宅したユ・ジョンヨンは、ユ・スヨンに今日撮った出来事を見せる。
カン・イリョン「強度行動障害ね。何をしてもいいけど、スヨンとあなたは違うから一線は守って。何よりも謝罪を受けることが重要なの。」
下校途中のユ・ジョンヨンを見かけたト刑事がユ・スヨンだと思い話しかける。
スムーズに受け答えをする彼女を見て”安心した”というト刑事。
校内での様子を心配する彼に”今更何よ”と反抗するユ・ジョンヨン。
ト刑事「転校してもまた何かあったら連絡しくれ。名刺はまだ持ってる?助けてくれる大人がいることも忘れないで」
ト刑事の名刺を乱暴に受け取り帰宅するユ・ジョンヨン。
この日は二人の誕生日で、プレゼントを渡すユ・ジョンヨン。
ユ・スヨンはプレゼントを買えなかったからとケーキを用意して二人で食べる。
よく見るふざけた会話をする姉妹のように笑いながら誕生日を祝う。
ユ・スヨン「死んだら母に会えるかな?」
カン・リョン「死んだら終わりよ。」
ユ・スヨン「何故そこまで憎まれるほど殴られるのか理由が知りたかった。受け止めようとしたけど、理由はないと。」
カン・リョン「理由はないから探す必要もない。」
ユ・スヨン「ジョンヨンが母に似ているように、私も母に似て強かったら見捨てられなかったんだろか?」
カン・リョン「そうかも。でも、母親がいなくても強く勇敢で生きていける信じられる子を送り出したのかも。」
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翌日、ユ・スヨンは登校を決意。
学校に行くと、校長室に入っていく教師を見かける。
中には校長、講師、そして、イジメの主犯の母親がいた。
母親「あの子がまた登校しているって聞いたけど」
校長「事前にお知らせで木津申し訳ありません。」
母親「敏感な年頃の娘の成績が下がるかも。スッキリしないわね」
教師「数日以内に転校するはずです・・・」
そんなやりとりをドアの向こうで聞いていたユ・スヨンはトイレへ駆け込む。
トイレには、あの女子生徒がいた。
家に帰ったユ・スヨンはボロボロの髪で無気力に玄関で倒れた。
そんな姿を見て涙を浮かべるカン・イリョンと、どこかへ出かけたユ・ジョンヨン。
意外な結末!?ジョンヨンとカン相談員の本当の正体とは?
帰宅した、女子生徒の元へユ・スヨンの携帯からメッセージが。
”私の動画をあんたの両親や先生、警察は見た?”
すぐにスヨンに電話をかける女子生徒。
ユ・スヨン「一人で来ないと1分以内にこの動画を両親、先生、警察に流す。母親が教える大学や父親を非難したがっているテレビ局にも。」
電話ぐちは、ユ・スヨンではなくユ・ジョンヨンだった。
即座に母親から電話があり、動揺し一人山へ向かう女子生徒。
山に到着すると、背後から誰かに殴られ意識を失う女子生徒。
手足をしばり口を塞がれた女子生徒。
口のテープを剥がされ助けを乞う女子生徒。
ユ・ジョンヨン「今更何を言ってるの?私が何をして、あんたは私を殴った?」
彼女の近くで硫酸を撒き始めるユ・ジョンヨン。
ユ・ジョンヨン「私は追いかけるけど、無事に逃げられたら写真も全て消してなかったことにしてあげる。何かあったら救急車を読んであげる。あんたたちは逃げたけどね。殺しはしないけどね。」
そう言って、手は縛られたまま逃げる女子生徒。
階段から転げ落ち、それを見て笑うユ・ジョンヨン。
そこに、到着したのはユ・スヨン。
縛られた女子生徒を助けようとする彼女を妨害する。
カン・イリョンも駆けつける。
その後、女子生徒の両親に通報され拘束された。
口を閉ざしたままのユ・ジョンヨンに尋ね続ける警察。
そこに、カン・イリョンも到着。
カン・イリョン「どちらが被害者か?あの山で以前起きたことを忘れていないですよね?」
釈放され、カン・イリョンが車を取りに行っている間、女子生徒の母親がユ・ジョンヨンに叫びながら近づく。
母親「これは殺人未遂よ!あなたが死になさい!」
ユ・ジョンヨン「おばさん笑って見て?あの笑い方は誰に似たのかな?あなたの娘は笑いながら悪さをしていたよ?あんたの娘は私が生意気で気にくわないんだって!」
ト刑事「それであの日山で殴られたのか?ユ・スヨン!」
ユ・ジョンヨン「スヨン、スヨンってうるさいわね。今もあの子は家で怯えてるのよ!誰も罰を受けないから、悪い奴は残らず殺してしまえと私の相談員が言ったの。」
ー
調査をすべく山へ向かう途中の刑事たち。
刑事「誰も相談員を派遣していない?通報もユ・スヨン本人が?山に行ってみるから、お前は病院を頼む。うーん・・・車も持ち主は違い、報復でこんなにねじれるのか?」
刑事は病院にいる刑事との電話を切ると、辻褄の合わない証言に疑問を抱く。
ト刑事は、ユ・ジョンヨンの言葉が気になり彼女たちの家へ向かう。
家に到着したト刑事に元に、病院にいる刑事から電話が入る。
病院の刑事「目をさましましたが、混乱しています。何人かいたようです。1人なのに1人じゃないと言っています。ユ・スヨンはいくつかの人格を持っているようです。」
そこでト刑事は気がついた。
”長い間精神状態が不安定だったユ・スヨンはあの事件以来代わりの人格が生まれ、全て彼女自身だった。暴力的な双子ユ・ジョンヨン。冷静で理性的な相談員カン・イリョン。全ては彼女の幻視で砕けてしまった心が生んだ別人格だった。
ユ・スヨンは、円満に示談を終え留学のため学校を去った。
そして、最後に見た時はスヨンの想像ではなく本当に誰かいたのではと思った。”
そう思いを巡らせていたト刑事。
空港では、ユ・スヨンとカン・イリョンが別れを交わしていた。
搭乗口へ向かう彼女は立ち止まる。
”助けてください”
あの山での声が聞こえる。
雨上がりの山でサイレンの音が鳴り響き、警察の声が聞こえる。
警察「雨で発見が遅れました。死亡確認後、移送中。身元確認中ですが名前は・・・」
【みんなそこにいる】のネタバレ感想
【みんなそこにいる】のネタバレ感想について書いていきます。
現代社会のいじめ問題を題材にしたドラマはいかがでしたか?
難しい問題ですよ。
また、わりと過激な内容に仕上がっているなと感じました。
最後はモヤッとする部分もありましたが、個人的には嫌いではない終わり方でしたね。
社会問題っていつも難しいなと思いながら、こういった形で伝えたり表現することは大切ですよね。それにしても、いじめっ子の笑い声がかなり耳と頭に残る笑い方でした。
カン・イリョンの冷静なキャラクターと、ありきたりだけどいると安心感のあるト刑事のキャラクターが気に入っています。
【みんなそこにいる】ネタバレあらすじと感想のまとめ
【みんなそこにいる】のネタバレあらすじのまとめについて書いていきます。
- イジメにあい山で倒れたユ・スヨンは病院に搬送され目を覚ます
- ユ・スヨンの元に警察から派遣されたという相談員カン・イリョンが現れる
- 退院当日にイジメの主犯の女子学生に脅されるも、相談員と一緒に退院
- 退院後、生き別れた双子のユ・ジョンヨンと再会
- 相談員の立てた計画のため3人はユ・スヨンの住むアパートに一緒に住み始める
- ユ・スヨンになりすまし、ユ・ジョンヨンが学校へ行き女子生徒に復讐を始める
- 復讐はエスカレートし、ユ・ジョンヨンは女子生徒を山へ呼び出し縛り上げ脅す
- ユ・ジョンヨンは、女子生徒の両親に通報され拘束されるもすぐに釈放
- ユ・スヨン/ユ・ジョンヨンの行動を不思議に思ったト・ソンジュン刑事が調査の末に彼女が多重人格だと気づく
- ユ・スヨンは示談を円満に終え、学校を去り留学することになり韓国を旅立った
記事内画像の出典:ABEMA