【遠目には緑の春】【11話】ネタバレあらすじと感想!ヨ・ジュン、父との対決と決別【韓国ドラマ】
元Wanna Oneのパク・ジフンが出演している、【遠目には緑の春】が2021年11月26日(木)から放送され、現在ABEMAで配信されています。
新入大学生のイケメンで人気者だけど本心を隠し続けるヨ・ジュン(パク・ジフン 元Wanna One)、成績が優秀だが貧乏な家庭に育ち弟のために日夜バイトに明け暮れるナム・スヒョン(ぺ・イニョク)、平凡で存在感の薄いキム・ソビン(カン・ミナ)。
個性バラバラな3人が大学の課題でグループを組むことになるが……。
心の内にそれぞれ問題を抱え、友情、恋を通して自信の問題と向き合っていく。
このページでは【遠目には緑の春】の11話のネタバレあらすじと11話を見た私の感想・考察をまとめました。
【遠目には緑の春】前回までのあらすじ!
【遠目には緑の春】の前回までのあらすじです。
兄ヨ・ジュンワン(ナ・イヌ)が自分を突き放すことで守っていたことや兄自身の犠牲を知ったヨ・ジュン(パク・ジフン 元Wanna One)。
兄との距離が縮まる中、母がヨ・ジュンを訪れそこで母の腕に残るアザを見て母も父からの虐待を受けていたことを知るヨ・ジュン。
さらに、父はヨ・ジュンの暴動動画を見てヨ・ジュンを呼び出す。
実家に到着したヨ・ジュンは父に動画を見せられ何も言い返せずにいた。
そして、父はヨ・ジュンを別室へと連れて行った。
ヨ・ジュンが実家へと向かったことをキム・ソビン(カン・ミナ)から聞いたヨ・ジュンワンは慌てて実家へと車を走らせた。
【遠目には緑の春】11話のネタバレあらすじ!
父の暴力…ジュンとジュンワンは立ち向かう
部屋に入って早々、怒鳴りあたり散らかす父を見て幼少期の記憶が蘇る。
すぐに、到着したヨ・ジュンワンは部屋のドアを開けようとするとも鍵がかかっていて開かない。
父を止めようとするも、狂った父は鈍器でヨ・ジュンを殴ろうとする。
そこに、ドアを破ったヨ・ジュンワンが間に入る。
ヨ・ジュンに”出ろ”ととだけ伝え父と話そうとするジュンワン。
父は怯えるようにも見える顔で、”違うんだ…”とジュンワンに説明しようとする。
部屋を出ると、母もそこに駆けつけジュンワンの名前を呼び続ける。
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ヨ・ジュンワンはヨ・ジュンを家まで送る。
ヨ・ジュン「父さんはどうなるの?」
ヨ・ジュンワン「処罰を受けるだろう。世間にも知られる。記事が出たら騒がれる」
ヨ・ジュン「平気だよ…有名税には慣れてる。」
ヨ・ジュンワン「気を失ったお前を抱いて、決心した…お前だけは父さんから守ると。お前から引き離せば問題ないと…。すまない、それがお前を苦しめた。」
ヨ・ジュン「兄さんはもう健全に行きなくていいよ。幸せになってほしい」
そう言って、自分を守っていてくれた兄に感謝をしたヨ・ジュン。
家に戻ると、ナム・スヒョンが待っていてくれた。
何も言わずに涙を流すヨ・ジュンを優しく兄のように抱きしめ慰めるナム・スヒョン。
その日を境に、彼は家に引きこもる。
塞ぎ込む彼を、ナム・スヒョンとキム・ソビンは静かに彼の気持ちが戻ってくるのを待つ。
キム・ソビンを心配するナム・スヒョンは彼女に声を掛ける。
ナム・スヒョン「ジュンがいなくて寂しいかと…僕が家にいるのは嫌ではない?」
キム・ソビン「私が、そばにいない時、先輩がジュンのそばにいてくれてとても頼もしいです。ジュンが幸せでいてくれればそれでいいです。」
ナム・スヒョン「それが”好き”ってことか?自分がいない時も、その人の幸せを願うこと。」
キム・ソビン「先輩にはそう思える人はいないんですか?」
ナム・スヒョン「僕のことじゃなくて、ジュンのこと聞かないの?」
キム・ソビン「聞いたら寂しくなるから…」
話しながら歩いていると、2人の前に突然ヨ・ジュンが現れる。
ヨ・ジュンは”会いたかった”といいキム・ソビンを抱きしめる。
ワン・ヨンラン片思いの終わり…
キム・ソビンが教授の用事でいなくなると、ヨ・ジュンとナム・スヒョンは2人きりで話をする。
ヨ・ジュンは、自分が帰宅したあの日に全てを解決してきたことをナム・スヒョンに伝えた。
ヨ・ジュン「拒絶されるかもって思うと本当は苦手だけど、先輩につきまとってよかった。かなり傷ついたけど、諦めなくてよかった。先輩に合わなければここまで来られなかった。本心を話せない人間のままだった。」
ナム・スヒョン「僕たちが出会わなかった場合のことなんて考えたくもない。窮地に陥った時、全てを終わらせようと思った。そんな時に、君と出会ったんだ。」
2人が話しているところに、チョ・オングクが現れる。
苛立ちを見せるナム・スヒョンを抑え”自分が話す”とチョ・オングクの元へ向かうヨ・ジュン。
謝罪をし、休学することを伝えるチョ・オングク。
”死んだように大学に通って消える”というチョ・オングクの言葉に、過去に母から言われて”死んだように生きて”と言われた言葉を思い出すヨ・ジュン。
ヨ・ジュン「それはダメです。やり直せるので頑張ってください。もう、暴力は振るわないで。体よりも心の奥深くにキズを残すので。」
そのヨ・ジュンの言葉に涙を流すチョ・オングク。
教室へ向かい、教団に立ち室内にいる人に話し始めるチョ・オングク。
そして、キム・ソビンの名前を何度も呼びながら謝る。
授業が始まり課題を知らせるパク教授。
前回と同じ班で課題をすることになり、ヨ・ジュンたちとチョ・オングクたちは再び一緒に課題に取り組むことに。
課題中は、”マニトゲーム”をすることも提案したパク教授。
チョ・オングクは謝罪もかねてみんなに酒を奢りたいと提案し、みんなで店へ向かう。
”マニトゲーム”で1人ずつ紙を引きながら、自分のマニトに気配りを始める。
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ワン・ヨンラン(クォン・ウンビン)は、”止めるなら行かないけどデートの約束がある”とナム・スヒョンに嫉妬させようと試みる。
図書館にデートの相手がいるからビタミンドリンクを飲みに行くというヨンランに”ビタミンドリンクを置いたのはお前か?”と聞くナム・スヒョン。
”知らない”と言いいなくなるワン・ヨンラン。
ヨ・ジュンワンはネット記事に書かれていた家庭内暴力の記事を見ていた。
父もそれを見て乱心する。
秘書の名前を呼ぶも誰の返事もなく、社長室を出てみると全員いなくなっていた。
家に帰ると、ヨ・ジュンの母も消えていた。
父は、ヨ・ジュンの元へ向かった。
ヨ・ジュンはドアを開けて驚くも、彼を押しのけ部屋に入る父。
母がいると思い部屋の中を探し回る。
父「お前のせいだ!口答えするな!」
ヨ・ジュン「父さんのせいでしょ!何人が父さんの暴力に苦しんだと思ってるんだよ!」
父「生意気なやつだ。誰がお前を養ってると思ってるんだ?」
ヨ・ジュン「殴る口実を作るために稼いでるの?殴られて震える子供はもう死んだんだ!今からでも一からやり直してよ!兄さんと母さんに手を出したら許さない」
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ヨ・ジュンは声が聴きたくなったと、ヨ・ジュンワンに電話をしてすぐ切る。
直後に、父からの電話も受け取るジュンワン。
実家に向かうと、酒に酔いつぶれる父。
父「なんの後ろ盾もない平社員から、社長にのし上がった。」
ヨ・ジュンワン「何不自由なく暮らせたのは父さんのおかげだ」
父「母さんに戻ってきてくれと伝えてくれないか?母さんも、ジュンワンもジュンも愛してるんだ」
ヨ・ジュンワン「あれが父さんの愛の形なのか?」
そう言って、父の手を振りほどき家を去ったジュンワン。
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コン・ミジュがいなくなった部屋を少し寂しく思うワン・ヨンラン。
”酒を飲もう”とキム・ソビンが誘い2人で飲み始めると”おいしくない”というワン・ヨンラン。
自分のスヒョンへの片思いを語り始め、”終わる時がきたみたい”と涙を流し始める。
そんな彼女をキム・ソビンは優しく抱きしめる。
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パク教授の課題発表で、他のグループの発表を見て”1位を取れない”と思ったスヒョンは班員にさらなる提案を求め、PR動画のキャスティングに力を入れることに。
キム・ソビンとヨ・ジュンは、キム・へユンに声を掛ける。
【遠目には緑の春】11話のネタバレ感想
【遠目には緑の春】の11話のネタバレ感想について書いていきます。
父の暴挙がついに明らかになり、世間にも知らされてヨ・ジュンに平和がやっと訪れた感じですね。
ヨ・ジュンが兄の幸せを願うシーンが心温まり嬉しくなりましたね。
最初に比べて、みんな偽りのない笑顔になって次の最終回が楽しみですね。
【遠目には緑の春】11話ネタバレあらすじと感想のまとめ
【遠目には緑の春】の11話のネタバレあらすじのまとめについて書いていきます。
- 父のジュンへの暴力を目撃したヨ・ジュンワンは過去にとっていた”家庭内暴力の証拠”を公開することに
- 父とジュンワンが同室にいることを知り、どうしようもなくなった母も助けを求め電話を掛ける
- 数日後、記事が出ると同時に秘書や妻も消えた
- 妻、ヨ・ジュンの母が子供の元へいると思い、ヨ・ジュンを訪ねる父
- 暴力で脅そうとするもヨ・ジュンに言い返され、手をあげることもできずに家へ戻る
- ヨ・ジュンワンに連絡するも、父の愛の形が歪みすぎていることに愛想を尽かしヨ・ジュンワンも父の元を去る
- ワン・ヨンランはナム・スヒョンへの片思いに終止符をつけることに
記事内画像の出典:ABEMA